幼稚園写真いろいろ

<小学生スキーキャンプの話>
先日、小学生のスキーキャンプに行きました。
生憎(機材的に)の吹雪となり、防塵防滴の機材も、さすがに雪の結晶と温度には勝てません
すぐに電源が落ち、このままいけば高価な機材が破損してしまう・・・
スキー場に到着し ものの1時間でそんな深刻な事態に陥りました。
カメラ用のレインカバーは持参していましたが、装着してしまうと自由が利きません
かといってこのまま撮影を続行すれば、この機材は確実に壊れてしまう。。。
予想出来た事とはいえ、厳しい選択に迫られたのです。

スキー用品のレンタルハウスの屋根の下、人知れず焦りがつのります
少し離れた所に、吹雪と霧の中、緊張しながらも必死でスキーに取り組む子供たちが見えました。
その姿を見ていると、不思議とここで悩んでいる事がひどくくだらなく思えてきたのです。
機材はまた買えばよい。この瞬間をご両親に届けよう。そう強く思いました。
こうして、雪にまみれたスキーキャンプは終わり、3000枚を超えるシャッターを押す事ができました
残念ながら機材はレンズと本体が完全に壊れ、うん十万の赤字にはなりましたが・・とほほ
でも、これがフォトグラファーなのです(きりっ)
カメラマンであれば勇気ある撤退をする事が正解だと僕は思います。
でも、フォトグラファーは最後まで辞めません。なぜならこれは仕事ではないからです
自分が望んで 自分が決め 自分が思い描くように好きにやる
これがフォトグラファー。 僕はそうありたい。

   
<卒園式間近になりました>
僕が幼稚園写真を手掛け始めて早いものでもう三年
心機一転 学校写真に参入した僕の始まりとなった入園式

その時入園してきた園児が、とうとう卒園するのです
いつも考えてきました。この子供たちの未来に、写真を一枚でも多く残そうと。
お父さんとお母さんが歳を重ね、かつての出来事をよく思い出せなくなる日が来た時、
色褪せない想い出として写真を残し、一人一人の人生の移り変わる様をとどめておこうと。

僕は別れが苦手です。中身が子供で、全然大人ではないですから、
本当は手を振って笑顔で「おめでとう」なんて言いたくはないのです。
退職される先生に対しても同じ。 行かないでとホントは言いたい。
けれどこの世界は出会いと別れを繰り返すように作られているのだから
せめて一番良い心で「ありがとうね!」と言葉を贈りたい。
みんな大好き!ありがとう!

<写真は生きた証。未来の自分の為に>
いつもお写真をご購入下さり 本当にありがとうございます。
僕が子供の頃、当然カメラと言えばフィルムしかありませんでした。
母は学校で売られている展示写真を いつもほとんど購入していました。
友人とふざけて撮った写真。入学式・卒業式の写真
その全てを母は大切に集めてアルバムに整理していたようです。

40歳になった頃、ふと気づいた事があります。
昔の事を写真を見なければ思い出せないのです。
つまり50歳になるともっともっと記憶は失われてしまうという事。
ビデオはどうでしょうか。動画は確かに動きがあり音声もあります。
僕は動画にも興味があり、どちらかを贔屓にするわけではありませんが、
動画は恐らく、、、60歳になった自分は見る事はないと思います。
加えて、再生機材の移り変わりが速すぎるのです。

アルバムを開けばすぐに見れる「写真」
時間が止まり動くことのない世界がこにはあります
そして、写真程優秀な人生の記録ツールはそうはありません。
写真は10年後 20年後 30年後 50年後 その役割を演じてくれます。
学校写真って そんな写真なんですよ。

カテゴリー: 最新情報